井上靖記念館について
井上靖記念館は井上靖が旭川で生まれたことを記念して、1993(平成5)年7月24日に開館しました。この記念館には、自筆の取材ノートをはじめ、直筆原稿、愛蔵品など、井上靖の83年の生涯を紹介する貴重な資料を展示しております。
また、国内外から多くの客人を招いた応接間や数々の名作が生み出された書斎が、東京・世田谷の旧井上靖邸から移転され、再現されています。
館内図
井上靖邸の書斎・応接間
2012(平成24)年5月から、東京都世田谷区にあった井上靖邸の書斎・応接間を移転し、公開しています。井上靖が実際に使用していた家具、小物類、書籍の他、生涯大切にしていた陶芸家・河井寛次郎の壺や灰皿、抹茶碗など、当時のままに再現し展示しています。
当館職員による書斎・応接間についての簡単なガイダンス(20分程度・無料)を行っております。詳細はこちら ※現在休止中
通路壁面に書斎・応接間に関する記述があります。また、応接間の展示資料リストや雑誌類は自由にご覧ください。
ラウンジ
記念館内ラウンジは、ゆったりとしたスペースにイスとテーブルを置き、奥のコーナーには金子鷗亭書「飛天と千仏」を展示しております。
入口側の書棚には、井上靖の作品を中心に、北海道の郷土資料本などが並んでいますので、自由に手に取って読書をお楽しみいただけます。
ラウンジからの眺めを楽しみながら、ゆっくりとおくつろぎください。
6月から10月までの土・日・祝及び11月3日文化の日には、ボランティア団体「井上靖ナナカマドの会」による喫茶コーナーがオープンしておりますので、こちらもあわせてご利用ください。
常設展示室
常設展示室では、井上靖の幼少時代、青春時代、新聞記者時代、作家時代、晩年までをコーナー別に展示しています。
また、ビデオ映像で井上靖の生涯を紹介するコーナーの他、書籍資料、取材ノート(敦煌ノート、孔子ノート)、直筆原稿、愛用品、親交のあった芸術家の作品や書簡等を展示しています。
常設展示室の中央部分では、年間3回の企画展を開催しています。
ガイダンススケジュール
井上靖邸 書斎・応接間ガイダンスについて
※現在休止中
書斎・応接間についての簡単なガイダンスを行います。
ご希望の方は、下記の時間になりましたら書斎・応接間までお越しください。
ガイダンス開始時間(20分程度)
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9時30分~
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10時30分~
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11時30分~
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13時15分~
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14時15分~
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15時15分~
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16時15分~
上記以外の時間帯でも自由にご覧いただくことができます。